やまぐち地ブログ

試撃行日譜(熊本編~夜~)《萩市》

萩市 | 担当者のひとりごと | 2010.08.30 14:57

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です!
お待たせしました。試撃行日譜<熊本~夜~>です。
今回の記事めちゃくちゃ長いです。。。
疲れたら2回に分けて読んでね♪

温泉につかってほっと一息ついた後、車を「小国 ゆうステーション」にとめて駅長高橋さんに紹介して頂いた「Dining Bar 竹蔵」へ。
てくてく夜道を歩いているとなんだかナウくてオシャレなお店があちらこちらに。
浴衣を着た観光客もちらほら。
萩には夜遊びにでるところがほっとんどありません。
あると言ってもスナックばかり。
ダーツバーやスポーツバー、エンタテイメント系居酒屋なんて皆無(泣)
22時くらいに外にでると人っ子一人いない・・・
いいな~こうゆーの、と思いながら街をあるくこと5分。
到着。
ガチャッ
扉を開けるとカウンターで楽しく談笑している30前半くらいの若い男性が。
僕「すみませーん、高橋のご紹介で伺ったのですが宇野様いらっしゃいますか??」
男性「あ、店長ですか?ちょっと呼んできますね!あ、お飲み物は?」

僕「じゃあエビスでっ」
男性「はい!」

ゴクゴクゴクっ
うめー!!!!
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温泉上がりのビールは最高だぜっ!と思ってる間に、

宇野さんと思われる人「お待たせしましたっ!」
僕「あ、宇野さんですか??」
宇野さんと思われる人「はいっ!」
僕「はじめまして!山口県から来た椋木と申します!高橋さんにここに来たら話が合うからと言われて来たんですがっ」
宇野さん「え?なんでだろ(笑)椋木さんはどうして小国に?」

と事のいきさつを話し以前出た北浦うぇぶを渡し(←担当の方にお願いして100部位貰ったので配りまくってます(笑))自己紹介。

宇野さん「へぇ~、地域活性化ですかっ。それで話が合うといわれたんですね♪」
僕「宇野さんはUターンですか?」
宇野さん「そうですっ。昔から人を集めるのが好きで、人が集まる場所を提供したいなと思いバーを開業しました!」
僕「最初から小国に帰ってくるつもりで出て行ったんですか?」
宇野さん「はい!」
僕「えー!!??そんな人いるんですか?」
宇野さん「はい、ここに(笑)」
僕「普通は田舎が嫌で都会に出るんじゃないんですか?」
宇野さん「そうですねー。でも小国が好きなんですよ。こんなちっちゃい町でも。」
僕「小国ってUターン多いですか?」
宇野さん「正確な数はわからないですけど、多分多いと思いますよ!ここの一キロ県内に十何件飲食店あるんですけど、ほとんどUターンが開業してますっ」
僕「そんなにっ!?」
宇野さん「はいっ。今そのお店で「Oiki」という組合の様ななものを作って飲食店発信で小国を盛り上げようって活動してます♪」
僕「例えば??」
宇野さん「例えば、お粋な祭(おいきなさい)という夏祭りを立ち上げました。多分、椋木さんの萩市でもそうだとおもうんですけど人口減ってきてますよね。 小国ももちろん同じ状況で、その影響で夏祭りがどんどん無くなってきてるんです。自分達が子供のころって夏の土曜夜市とか毎週やってたんですけど今は出資 する会社も減って人口も減ってるからやらなくなってきたんです。でもそれじゃ子供達がかわいそうじゃないですか?自分達が楽しかった思い出を今の子供達に も残してあげたいなと思って企画しました。企画会議は喧嘩みたいになる事もありますけど、みんな祭りを成功させようって志の元に集まってるますからすぐ仲直りしますけどね(笑)」
僕「・・・・・・・・・・」
宇野さん「ど、どうしたんですか!?」
僕「いや、なんでもないっす・・・」
宇野さん「全然なんでもない顔してないじゃないですか!」
僕「ちょっと、凄いっすね・・・町といい若い人達といい。萩には民間でそんなパワーのある若者の話聞いたことないです。。。」
宇野さん「そうなんですか?」
「そうなんです。」
なんか自分が情けなくなって完全に凹んでしまいました(泣)
「萩」はスゴイ所です。
東京で働いていた時、社会的地位の高い人とお会いすると萩出身という事だけで懇意にして頂いた事が何度も何度も何度もあります。おしなべてそういう方たちは文化教養レベルが高いので間違いなく「萩」を知っています。
知らぬ間に松陰先生、高杉晋作を始め萩の維新志士達の恩恵に与っているわけです。
しかしスゴイのは「萩の歴史」であって今の「萩」はなーんもスゴくありません。
萩出身だという事で誇りをもつ事もいいですが、それは自分自身の誇りとは全く別物です。
小国の人たちは誇りを、今、自分達で創りだしています。
それが自分達の誇りになり小国の誇りになりつつあります。
一時間くらい地域活性化についてざっくばらんにお話していると、時計はもう22時
今日の2時に起きて九州まで来たので、お酒も入り眠気マックス!
宇野さん「椋木さん!今日はどこに泊まるんですか?」
僕「明日の3時には出なきゃならないんで車で寝ます。」
宇野さん「椋木さんにみなたいな人に是非会わせたい人がいるんですけどっ」
僕「そうっすか。眠いんでいいです。」
宇野さん「いやっ、ほんと会うだけでいいっすから!」
僕「いや、寝ます・・・」
宇野さん「すぐソコなんで!絶対話し合うからっ。」
僕「もームリ。マジで無理。ホント眠いんすよ。」
宇野さん「いや、もうマジで!」
僕「俺もマジで、大マジで。」
宇野さん「マジっす!」
僕「・・・・・・・・・・・・・」
宇野さん「ほらっ!ネッ!!」
・・・・・・・・・・・・
僕「わかりましたよ~(泣)行きますよー(泣)行きゃーいいんでしょっ(泣)」

宇野さんのパワーに負けて2件目。
そこは「竹蔵」からあるいて1分くらいにあるカフェバー「オレンジ」

ガチャッ
宇野さん「こんばんはー!アナイさんっ。」
アナイさん「おぉ、どーした?」
宇野さん「この方椋木さんと言って山口からいらしたんですけど、話が合うと思って連れて来ました!」
僕「どうも、こんばんはー。」
アナイさん「どうもっす。何飲む?」
僕「日本酒で。」

って飲むんかい!と自分に突っ込みながら冷酒を注文。
このアナイさんが「Oiki」代表でお粋な祭の発案者。
もちろんアナイさんもUターン。
この方が中心となって小国の若い世代をまとめています。
年は・・・なんぼやったっけ?
34、5歳だったと思います(アナイさんごめんなさい!)
昨日書いた九州ツーリズム大学の卒業生でもあります。
第一印象、超クールっ。声も低くてかっこいい。
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アナイさん↑
(勝手にHPの写真つかっちゃいました♪許してネっ)

「はい、ポン酒っ」

とカクテルグラスにそそがれた日本酒をゴクリ。
うまい!
話を聞くとアナイさんは広島で印刷会社で働いていたのですが、もともとは小国には帰るつもりはなかったのだそう。
しかしひょんな事から小国に帰り、また都会にでようと準備をしていた時に「別に都会にでなくてもこっちでも面白いことできるんじゃねーか?」と思い立ちバーを開業。今は2件目だそうです。

アナイさん「田舎がつまんねーって言ってるヤツいっぱいいるでしょ?そんなもんつまんないんだったら自分でつまるようにすりゃいいんだよね。」

これ言われた時に晋作の「面白き こともなき世に 面白く」を地でやってるな、この人!!と思いました。
「Oiki」が発行している「おいき通信」でアナイさんはこう語っています。
「時代は流れているのに昔のままのやり方で良いのか?先輩方は引き際が大事だと思います。若い奴らに舵をとらせてもいいんじゃないでしょうか?若い世代の人間では不甲斐ないんでしょうか?もし不甲斐ないのであれば経験値と知恵でサポートに徹するのがベターだと思います。若いヤツらは経験値が少ない・・・当たり前です。だからこそ経験をさせてあげるべきだと思っています。かく言う僕も経験値たりてないですけど・・・今は第二次成長期かもしれませんね。団塊の世代の人達は戦後の厳しい時期から這い上がって今の日本があると考えると、僕らも這い上がっていかなければいけないんじゃないかと。少なからずボクには危機感があります。危機感があれば自分達でどうにかするべきだし、行動するべきだと思っています。」
その通り!と心の中で叫んじゃいましたね(笑)
アナイさんは「Oiki」だけでなく、フリーペーパーWEGというものも発行、編集長もしているんですが、このフリーペーパーの完成度の高さにビックリ!!!
いや、マジで見てみて。
フリーペーパーWEGのホームページ
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普通に表参道や原宿のセレクトショップに置かれててもまったく違和感がないし、まず内容が面白いっ!
さっき萩観光協会の女の子に魅せたら度肝を抜いていました。
「イメージと全然ちがう!」と。
小国のもってる世界感は萩より全然都会です。
正直、萩の若い人達は遊びがド下手です。 ものの楽しみ方を知らないし、どんな遊びがあることすら知らない。
遊びを提供されてないので無理はないのかもしれませんが、それは僕達萩に残っている者のせいですね、きっと。
都会に行って帰って来たなら何か新しい息吹を入れ込まなければなりません。
それは自分達を育ててくれた「萩」に対する恩返しだと思っています。
Uターンで帰ってくる理由は人それぞれでしょう。
都会の生活に疲れた人、余生をゆっくり過ごしたい人、仕事の事情、様々あると思いますが、このまま萩をほっといたら確実に衰退の一途を辿るというのは明白な事実。
これは萩市外、県外で頑張っている人達が帰ってくる場所が無くなるという事と同じことです。
観光客を呼ぶ事もいいですし、高速道路をつくれと訴えることもいいですが、もっと内々に目を向けなければならないと思いました。
萩には次代を紡ぐ子供達がたくさんいます。 僕達若い世代がその子供達に何をしてあげるかがカギを握ってるんじゃないのでしょうか。
小、中、高校生が僕達をみて「大人になるって面白ろそー!!」と思わせることができれば8割方勝ちだと思います。
今は萩に帰りたいと思っている人でも「就職先が無いし・・・」という理由で断念しているのが殆どだと思います。
就職先なんか小国にもそんなにありません。
しかし帰って来てる人達の多くが起業したり小国の為にと主体的に動き回っています。
それは、帰ってきたらこんな事ができるんだぞ、というモデルを若い世代が作り始めているからに他なりません。
萩は見習わなければならない事が山ほどあります。
自分も知らない内に萩の現状に飲み込まれていた事に気づかされました。
頭をハンマーでガツンッと殴られたような感じ。
目ぇ覚めました。
今回は本当にいい出会いに恵まれたいい旅でした♪
試撃行日譜、これにて完了ですっっ
長文のお付き合い、おつかれっした♪

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