やまぐち地ブログ

萩のイカ漁~前編~《萩市》

萩市 | お知らせ | 2010.10.16 00:14

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です!!
大和丸!!!
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あ、あぁ、すみません。
イカ漁の漁船の名前ですっ。
3日間もブログを書かなかったので、勝手にテンション上がっちゃってました♪
ということで、イカ漁に行ってきましたっ
漁船の名前は「大和丸(やまとまる)」
乗組員は僕も含めてもたったの3名!!!
船の大きさは以前底引き網漁でお世話になった「光新丸」よりも一回り大きいそにっっっ
しかも兄弟で営まれておりんす。
名前は「玉一」兄弟さん。
珍しい名前ですね~
と、ここで素朴なギモン。
たったの二人でイカ漁って出来るものなの??

できちゃうんですっ!!
(なんとかジェイを意識している訳ではありません)
その答えがこれ!
20101016095126.JPG
よく分からん??
もうちょっとアップしてみようっ
上の丸いやつのアップがコレ
20101016095225.JPG
下の丸いやつのアップがコレ
20101016095255.JPG
のアップがコレ
20101016095429.JPG
これは「全自動イカ釣機」
この疑似餌を海の中で上げ下げしているとイカが勝手に食いついて来るんですっ。
これのおかげで少人数でもイカ漁が可能になってるんですね~。
以前は玉一さん父と兄だけで営んでいたのですが、約20年前に弟さんも跡を継ぐことになり、家族会議の結果「3人もいらねーな」という事になりお父さんは引退。
そこからず~~~と二人で営んでおられるそうです。
ここでちょっとイカ漁の漁法をご紹介。
今回の全自動漁法のほかにもイカ漁は様々な漁法がありますっ。
・引っ掛け竿漁
夜に集魚灯を照らして、浮いてきたイカを先にいくつもの針のついた竿(さお)で引っかけて捕る漁法
・追い突き漁
モリで突いてイカを捕る漁法
・イカひき漁
短い竿の先に疑似餌をつけ、引っぱりながらイカが食いつくのを待つ漁法
・定置網漁
岸近くに網を張り、沖から泳いできたイカを捕らえる漁法
・底引き網漁
大きな網を船で引き、さまざまな魚を捕らえる漁法
・イカかご漁
直径1メートルくらいの網を張ったかごの中に木の枝を入れ、海底に沈めてイカを捕る漁法
ね?たくさんあるでしょ。
この全自動イカ釣り漁法は魚場についたらあとは機械が全部自動でやってくれます♪
何なんソレ。ぶち楽ちんやん
と思ったあなたは
甘い!甘すぎる!!!
実はイカの群れを探すのが滅茶苦茶難しいんですぞ!!!
漁場に着いたら発電機を回し、集魚灯(漁火(いさりび))でイカをおびき寄せるんですが、
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イカが居ないところにはいくら漁火を焚いても全く効果がないんどぇす。
実際、この日はまっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったく来ませんでした(泣笑)

まぁその話はまた今度。。。
とにかくイカ漁レッツゴー!!
20101016103926.JPG
今回は萩市のお隣、長門市の港から出発!
天候は快晴!!!
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波は凪!!!
コンディションは抜群!!
が!
問題がただ一つ。
漁場まで5時間かかるんです。。。
また酔うんやろなぁ
不安を抱えながらもお構い無しにドンドン進む船。
さよなら長門。。。
20101016104529.JPG
一時間後・・・
20101016104613.JPG
本土が遠のいていく・・・
少し感慨にふけていると、
玉一弟さんが
「はい、これ飲みなっ」
とコーフィーを。
20101016104717.JPG
(コーフィー飲んだら吐かんやろうか・・・)
と思ったのですが、この玉一兄弟さんめっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ優しいんです(泣)
萩市の玉江という地区出身の方達なのですが、
間違いなく玉江で一番、イヤ、萩で一番
イヤイヤ、山口で一番
うんにゃ、日本で一番・・・・・・
世界で一番
優しいんです!!!

だからもう吐いてもえーわー、と思ってゴクリゴクリと飲み干しました♪
しかし凪のせいなのか全く酔う気配なし。
そのまま一時間経過。
20101016105505.JPG
もう本土は見えまへん。
どんどん進む船。
ここでアイフォーンのグーグルマップを開いてみると、
20101016110954.PNG
ふむふむ、どうやら西へ向かっているようですな。。。
というか圏外なのになんで表示されるんだ?GPSだから関係ないのか?
など考える余裕もあったり。
どんどんすすむ船。
20101016110901.PNG
5時間後・・・
20101016111630.PNG
漁場到着。
遠いっっっっ!!!
対馬までスグやん・・・
でも、
酔ってな~~~い♪
ここで日が落ちるのを待ちます。
20101016111918.JPG
相変わらず波はおだやか~な凪♪
30分後・・・
20101016112104.JPG
おー!!どんどん日が落ちていく・・・
とここで玉一兄弟に動きが。
弟さんが船頭に立ち感慨にふけています。
20101016112307.JPG
んなわけなくて、風を読んでいるんです。
何故かというと、弟さんの左に見えるオレンジ色の物体。
これ、「パラシュート・アンカー」といって簡単に言うと「碇」ですね。
これを、船の先端と風が垂直方向になったときに海底へ落とすんです。
20101016112725.JPG
振り返り旗を確認。
風は船に対して垂直に吹いています。
その瞬間
バシャーン!!!!

こうすることによって船が横風にあおられて左右に揺れる事がなくなり、その場に留まり続ける事ができるんです。
スゲー知恵だぜっ
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どんどん沈む夕日。。。
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遠くの方で漁船が漁火を焚き出した・・・
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アンカーがプカプカ浮かび、
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僕のゲボもプカプカ。
20101016113414.JPG
ゲボー!!!!!
(写真に写ってる白いのはゲボじゃなくて船から出てる泡だから安心してねっ)
この時すでに3回吐いてます(笑)
もちろん、貰ったコーフィーもねっ!!!
以前の底引き網漁なんか比べ物にならないほど酔ってます。
船が動いてる時は何ともなかったんですが、止まった瞬間に一気に酔いがまわってきたんですよね。
中澤駅長には船酔いは船が止まった時が一番来る、と教えてもらっていたのですが本当にその通り。
とてつもないペースで吐き続けました(泣)
波はまったく立っておらず「この上ないくらいのベストコンディションだ」と玉一お兄さん。
つまり、僕は船に全くむいていないという事が分りました。
さー、いよいよ漁の開始。
その話はまた明日♪
お楽しみに~~~~!!!!

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