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| ▲軒にゆれる金魚ちょうちん |
竹ひごと和紙に柳井縞の染料を使ってつくられた、柳井の代表的な民芸品です。
江戸時代に、柳井の商人が子供のためにと作ったのがはじまりといわれていて、各家庭で作られていたようです。
白壁の町並み周辺では、施設やお店だけでなく、一般のお宅の軒先でも、癒しムード全開な感じでゆれている金魚達に出会えます。白い和紙に塗られた独特の朱の色が、すっきりとした町並みに映え、ここの風景に本当によく似合っています。
この癒しビームにやられるのか、かわいらしいゆれ姿にやられるのか、ともかくお土産に買われる方がとっても多く、お店ではサイズも色もお好みのものがチョイスできます。
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| ▲やない西蔵 |
が、ただ買うだけじゃ物足りないわというあなたに、ぜひともオススメしたいのが、「やない西蔵(にしぐら)」の金魚ちょうちんづくり体験。自分で色を塗ったりヒレをつけたりして、マイ金魚ちょうちんを作ることができます。
やない西蔵は、大正時代末期に醤油蔵として建てられた白壁土蔵造りの建物で、現在では、金魚ちょうちんや柳井縞の製作体験ができる体験工房になっています。また、ギャラリーコーナーや自由にくつろげるソファがあり、町並み散策途中の休憩にも利用されています。
当然のことではありますが、人様にオススメするからにはまずは自分からということで、しっかりと「ゆっくりコース※」を体験させていただきました。(※金魚ちょうちんづくりの体験メニューには、ゆっくりコースとおいそぎコースがあって、ゆっくりの方が作業工程が多い。つまりゆっくりの方がちょっと大変ってことです。)
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| ▲左から野村先生と神本さん |
先生は金魚ちょうちんインストラクターの野村栄子先生。
野村先生と、私がお邪魔する少し前から製作体験をスタートされていた先輩チャレンジャーの方、本日の写真係を快く引き受けてくださった柳井市商工観光課の神本さん、それに私の4人が作業テーブルを囲みます。
私達に丁寧に行程を説明してくださる野村先生、緊迫の塗り作業を終え、乾燥待ちの状態でちょっとほっとしている先輩、その先輩の直近の体験談を聞きながら作業にかかる私、写真がちゃんと撮れてなかったらどうしようととにかくそればかりが気がかりな神本さん・・・4人がそれぞれの使命を果たすべく、熱い情熱がぶつかりあう作業テーブルは、終始、熱気と笑い声と少しの緊張に包まれて、とても楽しい。
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| ▲どんなに皆がざわざわしてても注目してても、今は自分の世界にこもって真剣に色づけをしてます |
細かい作業に入るといきなり無口になってみたり、緊張の局面を乗り切るとほっと余裕が出ておしゃべりに花が咲いたり、ものづくりって楽しいなーと改めて感じました。
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| ▲マイ金魚はただ今外で乾燥中のため、常に先を行く先輩と先生のやり取りをチェック |
さて、金魚ちょうちんづくりですが、簡単か難しいかと言われれば、うーん、難しかったかなー。でも難しいというより、これは
大内塗箸作り体験の時と同じく、「息を止めて集中!・・・ふぅ〜。」みたいな局面が多かったです。お手本どおりに作ろうと思えば「難しい」となるけれど、あまり細かいことを気にせずに楽しく作ればそんなこともないような気がします。
だって出来上がってみれば、ちょっと色塗りがはみ出したとか目の位置が少々違ってるとかなんてことは、全然気になんかならないですから。ホントに。
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▲しっぽに曲線を入れてますが、
線じゃなくて体が曲がってますね |
▲最後にしっぽがついたら
ついに完成です |
とはいうものの作業中は必死で、そんな余裕な気持ちなど持てませんでした。緊張、無言で製作に没頭中、ちょっとはみだしたりアクシデント発生のたびに、いちいち「ぐうぉぉっ」だの「うわぁぁっ」だのと、大胆な悲鳴で静寂をやぶり、皆さんにいらぬご心配をおかけしました。
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| ▲完成したマイ金魚ちょうちん |
作り始めておよそ1時間半。
できあがったマイ金魚ちょうちんは、なんともいえない愛嬌のある顔で、(でもなかかどうして美形だと私は思う)ゆらゆらとゆれてくれました。
西蔵での金魚ちょうちん製作体験は、10時から16時まで(月曜休館)、約30分のおいそぎコースは950円、ゆっくりコースは90分で850円です。詳細は直接お問い合わせください。