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| ▲雪化粧の瑠璃光寺五重塔 |
数えられる国宝瑠璃光寺五重塔。何度見てもその美しさに魅了されます。屋根のラインというか、端がきゅっと上がって反っている感じがとってもきれいだと思います。
このきれいさをきれいだと感じるようになったのっていつ頃からだろう。小さい頃はそんなこと全然思ってなかったです。「非常に立派な遊具」みたいなイメージだったような・・・そして、当時はまわりに柵もなくて、なんかちょっとよじ登って遊んでたかな、って気がしたりなんかするような(ごめんなさい!)・・・今はそんな事できません。あしからず。
五重塔は、今から約560年ほど前に、この地の領主大内義弘が戦で命を落としたので、その霊を弔うために、義弘の弟にあたる大内盛見が建てたものだそうです。なので、お墓のようなものでしょうか。中には、義弘の位牌とブロンズ像が納められているそうです。
全国各地には四十基もの五重塔があるそうですが、瑠璃光寺五重塔の特徴をいくつか。
まずは、屋根が桧皮葺(ひわだぶき)といって、ヒノキの皮で葺かれていること。
それから、2層目(下から1層、2層と数えます)にだけ勾欄があること。あのテラスのようなやつですね。普通は全部についていたりするそうです。
さらに、この勾蘭の四隅の柱が尖ってるのは、逆蓮頭といって、全体が和式の五重塔ですが、この部分は唐風なんだそうです。大内氏は大陸との貿易もしていましたから、当時は外国ぽさをちょっと取り入れて、おしゃれな感じだったのかもしれません。
他にも、中にまつってある仏様の須弥壇(台座)が円形であることや、隅木(屋根の端の部分の木)のでっぱりなどの特徴があるそうです。
教えてくださったのは、観光ボランティアガイドの福嶋さん。実は福嶋さんとは以前お仕事でご一緒したことがあり、今日は偶然にも数年ぶりに感動の再会!今日はガイドの予約があったので、たまたま来られていたそうで。なので、ちゃっかりご案内していただいたわけです。
また、資料館には、瑠璃光寺五重塔のみならず、全国の五重塔に関する資料や、100分の1の模型が展示してあって、各地の五重塔を一度に見ることができます。
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| ▲資料館には全国各地の五重塔が並びます |
さてさて身体もすっかり冷え切ったので、ここいらでお楽しみ。今日はあま酒です。回廊部分にあるお店に入ると、「寒いですねー。ストーブの前にどうぞどうぞ。」と暖かくむかえてくださいます。年期の入ったストーブがあったかーい。ずっと前からここには「あま酒」って旗と赤い敷物の長いすがあって、そういえば子供時代には「大人になったら絶対あま酒飲もう」って思ってたなー。やっと夢がかなうよ。と、ちょっと大人を実感しながらいただいたあま酒は、生姜の香りがして、甘くてあったかでした。
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| ▲あま酒屋さん |
▲あま酒 |
おまけですが、非常に個人的な思い出をちょっとだけ。小学生時代いとこたちとここで遊んでいて、一番小さないとこ(当時4歳くらい?)があま酒屋さんの後ろの池にまっさかさまに落ちた、というかはまった。深さはそんなにないのですが、文字通りまっさかさまだったのと池の底が泥だったので、池から足が2本まっすぐに出ているという光景でした。一番年上だった私は必死で足をひっぱって(これがしっかりはまっててなかなかぬけない)いとこはなんとか一命をとり止めたわけです。
全てがどろどろで、びーびー泣きっぱなしの裸足のいとこを連れて、みんなで歩いて帰ったのを思い出します。あれから早いもので20数年ですが、私今でも命の恩人として大事にされています。