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#13 幕末勤皇僧 『月性』

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柳井市の偉人『月性』をご紹介します。

月性は、今から約200年前の文化14年(1817年)、周防国(今の柳井市遠崎)にある妙円寺に生まれ、のちに清狂と号し、詩人として、また海防僧として幕末激動の時代に多くの人の心に影響を与えた人物です。
九州などに遊学し、帰郷後に私塾「清狂草堂(時習館)」を開きました。草堂では、奇兵隊で活躍する赤禰武人や、世良修蔵らが学びました。また久坂玄瑞に、吉田松陰の下で学ぶことを勧め、松下村塾に入門させるなど松蔭との交流もありました。
そしてまた、「男児立志の詩」として知られる傑作は、月性が関西遊学に際し詠んだとされ、他郷に旅立とうとしている若者の立志への熱い思いを綴る青春の譜として親しまれています。
安政5年(1858年)、突然の病により、42歳でその生涯を閉じました。奇しくも、盟友、梅田雲浜、頼三樹三郎、吉田松陰ほか多くの勤皇諸士が弾圧を受ける大獄直前のことでした。

【男児立志の詩】

男児 志を立てて郷関を出づ
学もし成るなくんばまた還らず
骨を埋むるなんぞ期せん墳墓の地
人間至るところ青山あり

男児が、いったん志を立てて故郷をでるからには、目的を達するまでは帰らない、自分の骨を埋める場所はどこにでもあるではないか、自分が活躍する場所はどこにでもある、という決意が込められています。

清狂草堂(時習館)

嘉永元年(1848年)妙円寺境内に開塾。月性32歳の春、開塾と共に遠近各地からその学徳を慕って入塾する者が多く、維新史上に多大の業績を残した人材を多数輩出しました。
現在の清狂草堂は、明治23年(1890年)月性の33回忌にあたり、月性の生前を偲んで友人の秋元晩香、門人の天地哲雄らが発起し記念館として復元されたものです。昭和54年(1979年)柳井市指定文化財に指定、平成29年3月茅葺屋根等改修工事されました。

月性展示館

ここでは、月性に関わる書画、額画、巻軸等展示しています。

明治維新百年記念事業の一環として昭和45年11月に完成しました。

  • 開館時間:9時~16時
  • 休館日:月曜日、年末年始
  • 入館料:大人200円/高校生以下無料 団体割引あり

※ご希望によりボランティアガイドが館内をご案内説明いたします。

月性の情報配信

公益財団法人僧月性顕彰会Facebook
http://www.facebook.com/gessho.club

清狂草堂(時習館)/月性展示館の先パイポイント

幕末期の勤皇僧(浄土真宗)


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