やまぐち地ブログ

萩の魚市場から~2010年9月16日~≪萩市≫

萩市 | 季節のたより | 2010.09.16 05:57

みなさま、おはようございます。萩の市場レポートです。

まずは今日の漁の状況ド~ン!

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今週は、ず~っと好漁続き。市場全体にお魚が並び、セリの声も2か所でひっきりなしで、声のトーンも若干高め!

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写真右上、仲買人の皆さんの後ろに輝く、まばゆい光は何?それは何かというと・・・

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それは、巻き網の皆さんが、船をつけて、網の魚を仕分けるために照らしていらっしゃる光です。

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大体5~6人で、仕分ける方の背中に並べてあるカゴ(写真ではちょっとわからないかも・・・)に魚種・サイズごと、振り向きもせず、とてつもないスピードで分けていきます。写真でお伝えできないのが残念ですが、魚は鮮度が命なので、その仕分けるスピードのすごいこと。神業です!そして、分けらればかりのサバはこちら。

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水揚げされたばかりで、ピカピカ!そしてこんなものも・・・。

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なんだか分かります?これ「シマフグ」って言います。シマが入っているフグですからそのままと言えば、そうなんですが・・・。

そして、フグと言えば王様「トラフグ」。活魚の水槽で、この時期の初トラフグ、発見です!!

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じ~っとこっち向くのを待ってたのですが、終始このまま・・・

ところで、セリの時間の市場の気温は21度で、ちょっと半袖では肌寒くなっていますが、これからの季節のお薦めは、何と言っても萩のブランド魚「アマダイ」。

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ピッカピカでちょっとかわいらしい顔立ち。でも、そのお味はとても上品!今日も、私の地元「越ヶ浜」の漁師さんが延縄で丁寧に獲ったアマダイ並んでいました!

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何と言ってもお刺身!これは地元でなければ食べられない品。これを結構普通にいただいている萩の人って本当に幸せ者ですよね!

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皆さんにも味わって頂き、この幸せを共感して頂きたいので、お越しの際は、ぜひ「萩のアマダイ」を!

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萩の魚市場から~2010年8月25日~≪萩市≫

萩市 | 季節のたより | 2010.08.25 04:46

萩のブログ自体は、連日更新されていますが、すっかり美味しい野菜や果物の情報ばかりで、ホント、萩は美味しい山の幸がたくさんあるなーっと思っている今日この頃ですが、海の幸もたくさんあるというを知って頂きたいので、今日の萩の魚市場のお話を少しばかり・・・。

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今日は、巻き網船、延縄船の漁は平均的(やや少なめ?)でしたが、手繰り船(小型底引き網船)の漁が多く、手繰り船ではいろいろな色の、いろいろな魚種が水揚げされるので、男ばかりでちょっと色気のない市場ですが、今日は華やかな感じ?

巻き網船の主役「瀬付きあじ」、手繰り船の主役の「金太郎」はやはり目を引くものでした。

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瀬付きあじ

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金太郎

はたまた珍しいもの(私は市場では初めて見ましたが)として、カジキもお目見え。

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ちょっと周りの方に聞けなかったのですが、マカジキ?メカジキ?おそらくマカジキだと思います(間違っていたらごめんなさい)。同じ大型になるマグロにも負けないとても美味しいお魚です。ちなみにメカジキ。カジキマグロと言われることもありますが、決してマグロの仲間ではございません。マグロはサバ科、メカジキはメカジキ科です。(なお、マカジキはマカジキ科)

ところで、猛暑が続く日本全国。まだまだ夏だ~!という感じですが、市場は少し秋がちらほら。カジキも秋口からの魚ですが、「カツオ」や「コシナガマグロ」、そして今日は1尾ですが、萩のお鍋の定番「シロサバフグ(カナトフグ)」の姿も。

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コシナガマグロ

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カツオ

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シロサバフグ

あまりの暑さにくるってしまいそうな、季節感。萩の市場はそんなズレを戻してくれます・・・。

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萩のパプリカ《萩市》

萩市 | 季節のたより | 2010.08.22 14:29

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です。
今日のブログはコレっ!!!
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萩産のパプリカっ
生産しているのはこの方っ
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小沢さんっっっ
2日前の記事でちょびっとだけ書きましたが、
この日取材に伺わせて頂くと事前にお約束をしていたので、
わざわざ収穫時間をずらして8時にして頂きました♪
・・・・・・して頂いたのですが・・・・・
そのおかげでビニールハウスの中が灼熱地獄に。
この日の最高気温は36℃。山口県でも最も高い。
ハウスの中は40℃を軽くオーバーしちょります。

小沢さんの第一声
「暑ちー・・・・暑すぎる・・・・なんかコリャ・・・」
これは本当にシャレになりません。
ハウスに入ってものの10分で二人とも服ビッチョビチョ。
小沢さんの第二声
「こんな時間に収穫なんかした事ないそに・・・ブツブツブツ」
すみません。小沢さん(泣)
と思いながら取材開始。
僕「パプリカってピーマンに似てますよね?」
小沢さん「パプリカはピーマンです。」
僕「え!そうなんですか!?」
小沢さん「そうです。」
僕「じゃあパプリカとピーマンは同じって事なんですか!?」
小沢さん「パプリカはピーマンではありません。」
僕「・・・・どっちなんすか・・・・」

よく話を聞いてみるとパプリカはピーマンを品種改良したものなんだそう。
パプリカは実ができてから成熟するまでになんと2ヶ月というめちゃくちゃ手間のかかる野菜で、
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色がつく前の緑色の段階でピーマンとして売り出している人もいるんですって。
とにかく収穫できるまで時間がかかるのが大難点。
2ヶ月の間、実を外にさらし続けなければならないので病気にもかかりやすく、虫にも喰われやすく、日焼けして色むらがでやすいなどめちゃくちゃ手間がかかるので誰も作りたがりません。
事実、萩でパプリカを生産しているのは小沢さんたった一人だけ。
山口県でも相当少ないらしいです。
僕「そんなに独占状態ならパプリカの生産だけで生計たてれるんじゃないですか?」
小沢さん「バカいっちゃーいけんでよ。わしが作る量なんて微々たるもんなそに萩じゃあ余るんやけー。納品先でも(萩有名スーパー)こんなにいらんって言われることがあるんやけー。そんでしょうがないから宇部とかに流れるそいや。この前宇部の親戚から、あんたのパプリカがなんでこっちで売られとるんかって電話があったわ(笑)」

「都会だったら絶対こんな事にはならんでしょうね」、と話すと「これが萩なそいや」とこれ以上に例えようの無い超的を得たお返事が(苦笑)
ホントどげんとせんといかんな、とつくづく思いました。
と、ここでちょっと面白いお話が。
小沢さんはパプリカの他に同じナス科のトマトも栽培されています。
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普通は一つのハウスに一種類の作物しか栽培はしないのですが、パプリカの苗が余ったので一箇所だけトマトのハウスに一緒に育てているとの事。
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小沢さんは水耕栽培(土を使わないで根を水に浸す栽培方法)を取り入れているのですが、そのおかげでこのハウスでは少し妙な事が起こっています。
それは、この写真と、
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この写真
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違いがわかるかな~??
写真じゃちょっとわかりづらいかもしれませんが、
上の写真はパプリカだけのハウスで育てられたもので
下の写真はトマトと一緒に育てられたパプリカの写真。
実はトマトと一緒に育てられたパプリカは成長が著しく遅れてしまっているんです。
ね?葉っぱの大きさや茎の高さが違うでしょ?
これは水耕栽培の水を一つのタンクで水を循環させているので
養分を吸い取る力が強い方に栄養配分が偏ってしまうからなんです。
その証拠に、ほら。
これパプリカの根っこ。
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これトマトの根っこ。
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そりゃパプリカ育たんわ!
小沢さんが水耕栽培にしている理由は、連作障害なるものを防止する為だそうです。
連作障害ってゆーのは、毎年同じ場所に同じ野菜を栽培すると病原菌が多くなったり、土壌の養分が不足して野菜の生育が悪くなることなんですって。
特にナス科の野菜はこれにかかりやすい!
という事で土なんか関係のない水耕栽培にしてるんですねー。
それでは小沢さんの収穫も終わったところなので、試食ターイム♪
赤パプリカ
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黄パプリカ
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どっちにしよっかな~♪
・・・・・赤パプリカぱっくんちょ!!!
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甘っっっっま!!!
ぜんぜん苦くない!!!
というか、甘すぎるくらい甘い!!!

国内にあるパプリカはほとんどが韓国産が占めているらしく、
国産のパプリカ自体珍しいんですって。
それを萩で作っている小沢さん。
カッコイいいぜ!!!
最後に私的な質問をしてみました。
「小沢さん、娘さんいません?」
「おるぞ」
「名前○○○ですか?」
「おお」
「僕、友達なんですけど・・・」
「そうなんかー!!!」

萩って狭いなー!!!!

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江崎のブドウ《萩市》

萩市 | 季節のたより | 2010.08.21 00:57

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です。
今日は萩市江崎にある石川果樹園を紹介しちゃうぞっ
江崎というのは、「道の駅 田万川」の近くにあります。
しばらく萩から離れていたので「ここまで萩になってるんだ」と、この辺りにくると毎回驚かされますっ
で、到着。
ソッコーでビツクリギョウテン・・・

でーん!!

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これぜーんぶブドウ畑!!!!
これもっ
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これもっ
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これも?
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ぜーーーーーーーんぶブドウ!!!
広い、広すぎる~~~~!!!
総面積、なんと2ヘクタール!!!
(※1ヘクタール=100m×100m)
しかもっっっ
なんとこれ個人でやってるんですっ
この規模は萩市ではNO.1
そしてこの農園を経営されているのがこの方
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石川さんっ・・・
ってあれ?
電話中??
そうなんです・・・
注文殺到で電話かかりっぱなし・・・
なんと顧客の6割が個人客の新規さんとリピーター。
3割がぶどう狩り
1割が道の駅などへの出荷なんですって。。。
これ全部出荷分。
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送り先は山口県の真反対、青森県。
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ほんと全国津々浦々♪
多いときは一日200個配送するそうで、そんな日はそれだけで一日が終わってしまうんですって。
どんな品種が作られているのか聞いてみると、怒涛の約20種類!!
目の前に並べられたブドウをとろ~んっとした甘えた目で見ていると、

石川「食ってみ・・・」
僕「はい!!」

っと、くい気味に二つ返事。
という事で頂きました~♪
左から巨峰、瀬戸ジャイアンツ、安芸クイーンという品種。
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まずは巨峰。
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あま~い!!!
お次は安芸クイーン
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あま~い!
僕「けどちょっと酸味があるかな?」
石川さん「良くわかったのー。それはまだちょっと早いんじゃ」

そして最後は瀬戸ジャイアンツ。
これが一番人気っ
なぜかって??それは・・・
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ぱくりっ!!!
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気づいた??
そう。これ皮ごと食べれちゃうんですっ

しかも種なし。


甘くておいしくてゴミが出ないっ
こりゃえーわ!!
さーて、栄養補給もすんだ所で一働きっ
「葉っぱの摘み取り」を体験。
説明を受けてさー実践!!!
・・・といーたい所なんですが、説明を受けてもさっぱり意味がわかりません(泣)
はっきり言って素人には全く理解ができない・・・
経験とそれに基いた勘のみによって行われる作業らしく、説明する方もどう説明したらいいのか分からないといった感じ。
なので、切っていいものを教えてもらって、
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チョキン
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でーんっっっ
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実はこの日も萩ケーブルテレビが同行してくださいましたっ
研修生の増野さんもチョキン
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増野さんは手際良くチョキチョキしちゃってました。
(あの説明を理解したのかっ!?)
この日は午前中までしか居れなかったので、体験が終わった後少ししかお話できませんでしたが、2つ面白い話がきけました。
1つは、実生(みしょう)と言われる栽培方法。
これは種から木に成長させる方法なんですが、99.9%違う品種のブドウが育つんですって(驚!!)
例えば巨峰の種を植えると安芸クイーンなどが育ってしまうそうなのです。
理由は分からないそうです(笑)

2つ目は、ブドウの木自体は人間より寿命は長いのですが、品質寿命は極端に短いそう。
どういう意味かというと、ブドウの品種の「はやりすたれ」が激しいんだそうです。
いま流行っている品種でも来年突然人気が無くなってしまう事もあるそうです・・・

人間って勝手な生き物ですねっっっ!!!

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小川の「梨」《萩市》

萩市 | 季節のたより | 2010.08.07 20:23

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」椋木です!
昨日は小川まで梨農家の吉田さんの所へ取材に訪れましたっ。
はい。ここでさっそく恒例のハプニング。
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迷いました。
右を見ても左を見て全くわからん・・・
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しかも超炎天下。
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雲、いっさいナシ(梨)。
気温。奇跡の35℃。

吉田さんに電話しようもiphonは圏外
今回は青果部研修生の増野さんが同行していたので、
ドコモで電話。
すぐに迎えにきてくれましたっ!
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この方が吉田さん。
優しそうな農家の人、という第一印象はぴったり当てはまりましたが、学歴は鹿児島大学農学部だった超エリート。
梨も理論ずくめで栽培されています。
お話してくれる内容がすべてロジカルで分かりやすい!
・・・ハズなんですが、専門用語が飛び交うなか僕はチンプンカンプン。
増野さんは対等にお話してました。
スゴイですねー!と言って聞いてみると増野さんも鹿児島大卒。
おみそれしやした。
実は今日の取材は体験取材っ!
(相島の記憶が蘇る・・・)
吉田さんはこの日の為にスケジュールを組んでいてくれました。
(すごい・・・今回は大丈夫そうだぞ)
——————————–
<スケジュール>
午前・・・接木(つぎき)
お昼・・・手作りピザ体験
午後・・・水撒き、摘取り
——————————–
手作りピザ体験??
と思いながらも、さっそく接木という作業。
この作業は台木(だいき)と呼ばれる本体の木に穂木(ほぎ)と呼ばれる新芽をくっつける作業。
今回は新高(にいたか)という品種に新興(しんこう)という品種の穂木を接着させます。
するとどうなるかというと、新高の木から新興の枝が生えて新興ができるのです!!!!
ではまずお手本。
新高の穂木を持ってきて
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芽の周辺を切り取ります。
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次は台木の新高の枝をTの字に切り、新興を入れる。
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最後に周りを特殊なテープでぐるぐるまいて、
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これで完了!!
それでは体験レッツGO!(増野さんが)
まずは穂木の新興をカット。
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ものの5秒で駄目出し。
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「(凄い優しい口調で)刃じゃなくて枝を回すそで。」
「はいっ」
次に台木の新高をTの字にカット。
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その中に新興をいれて・・・
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テープでぐるぐるっ。
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「(恐ろしい程優しい声で)おー、よー出来たーや。」
増野さん「ありがとうございます!(「ホレてまうやろっ」と多分思ってるハズ)」
増野さんはなかなかセンスがある様で、その後何本も接木を体験。
・・・・・・・・・・って、あれ?
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ねーねー、どこ行くん・・・
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僕のは?
そのまま二人は次の予定の、手作りピザ体験に向かいました(泣)
手作りピザ体験は「番外編」でお送りしますっ。
(吉田さん、ただの農家じゃないなと感動しました。)
ピザをぺロリとほおばり、次の作業の水撒きっ。
これがぶち大変!!
一本の木にどのくらい水を撒くと思います??
500リットルですよ!
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一本の木に水を垂れ流ししてる気分。
でも、大地はどんどんどんどん水を飲み込んでいきますっ。
一本の木に何百も実のらせるから、そりゃ水も大量に必要なんですって。しかも梨はほとんどが水分で出来ているので、余計に必要なんです。
土にあげる肥料は油カス・・・と言っても料理で出る油カスじゃなくて、ナタネとかの植物油。
リン酸、カリウム、窒素が肥料の三大栄養と言われているらしく、それらを満遍なく木に与えてやっと美味しい梨ができるのでした♪
ここで豆知識。
梨の葉は5枚で一回転するように成長してるんです。
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この周期が均等に葉に日光を浴びせられる自然の知恵なんだって。頭えぇね♪
最後の最後に収穫作業!
今日は幸水(こうすい)という品種を収穫させて頂きましたっ。
21世紀とかに比べるとちょびっと小ぶりなかわいい奴。
上にくいっとひねるとポロッと採れちゃいます。
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袋を破って→大きさ別に分けて→袋詰め
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全員参加の流れ作業。
終わった~~~~!!!
時間を見ると17時。
「今日はお疲れ様♪」
と仏のような声で労をねぎらってもらいました。
そしてお別れの時・・・
先ほど大きさ別に選別した時に規格外だった梨を50個も頂きました(笑)
本当にありがとうございました!!!
また来まーす!!!
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笑顔が素敵な吉田さんご夫婦でした♪

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相島「スイカ」~後編~

萩市 | 季節のたより | 2010.07.31 11:40

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です・・・
さて、相島3部作の最終章「地獄の帰路編」です。
試食が終わり、フェリー出発まで3時間余り。
番屋さん「おめーら、これからどーするか?はーやる事ないんじゃろ。」
山中さん「はい。」
番屋さん「じゃーうちで酒でも飲んで横になっちょくか?」
山中さん「い、いえ、自分等まだ仕事中なんでっ(汗)」
番屋さん「それか?じゃー港でまっとくか?そこにおった方が下手に動くより安心じゃろっ。」
増野さん「そ、そうですね。そうします。」

またアレに載せられ(アレは中編、前編を参照)、港に到着。
もうお尻は完全に麻痺しています。
番屋さん「ここでまっちょけっ!」
と連れてこられた所は少し老朽化の進んだ小屋・・・
イス以外何も無いふきっさらしの小屋・・・
夜だったら、僕、泣いてます。
「にぎり飯もってきちゃるけー、その間コレでも食っとけ!」とその場を立ち去る番屋さん。
で~んっ
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これ、番屋さんが自分で食べるように育てたメロン。
それと、渡された包丁。
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これで割れ、と言われました。
(切るんじゃないんだ・・・)
それから、番屋さんを待つこと10分・・・
20分・・・
30分・・・
40分・・・

僕「ねぇ、もう番屋さん、忘れてますよね?」
山中さん「これが相島時間かもしれないっすよ・・・」
増野さん「あははは・・・」

それから5分後。
ブ~~~~ン
スクーターに乗った番屋さんが波風に吹かれて颯爽と登場。
番屋さん「お~~~い。持って来たぞ~。」
酒が来ました(笑)↓
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他には、イカの刺身、貝の煮付け、キュウリの輪切り、瓜の漬物とにぎり飯。
一杯やっとけってことかっっっ!!!
僕はこの日は休日出勤。
だから取材が終わったあとはフリーなので・・・
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プシュッ!
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グビグビグビッッッッ
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ぷはーっ
うめー!!!!

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ものの30秒ですっからかん♪
(28歳なので飲酒はOKだよん)
・・・・・しかし、これが悪夢の始まりでした。
番屋さんは酒とつまみだけ置いて帰っていきました。
・・・残り2時間やることがまったくない・・・
増野さん、山中さんは睡眠を選択。
僕は探検を選択。
とにかくひたすら歩いてみました。
すると、どこかで嗅いだことのある匂いが。
「タバコの葉を乾燥させとる匂いや・・・!」
そうなんです。
以前、紫福でタバコ農家の戸井間さんを取材した時に、タバコの葉を乾燥している所を見せて頂いたのですが、その香りが辺り一面に立ちこめていたのです。
タバコ農家の戸井間さんの記事はこちら

そういえば相島の方がタバコの栽培は盛んだと言ってたな~
などとしているうちに時計の針は13:40を指していました。
「そろそろ皆を起こすか」と小屋に戻り
僕「そろそろ14時ですよー。フェリーに向かいましょうよ。」
山中さん「え?大丈夫ですよ、ここで待っちょけば。」
僕「はい?」
山中さん「え?」
僕「え?だってフェリーもう港に来てますよ。」
山中さん「え?フェリーってなんですかいねー?」
僕「はい?フェリーってフェリーですよ(苦笑)」
山中さん「あ、来ましたよ。」
僕「来たって何・・・え??」

ゴォーーーーーー
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番屋さん「おーーい、はよ乗る準備せーよー!!」
もう頭の中がパニック。何が何だかわかりませんっ。
他の二人はなんの躊躇もなく乗り込み開始。
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(ちょっと・・・ウソやろ・・・乗ったことないぞ、こーゆー船。)
僕「すみません、これで萩まで帰るんですか?」
山中さん「はい!」
僕「知ってたんですか?」
山中さん「はい!」

もう返す言葉もありません。
そのまま相島を離れていく船。
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バシャンッバシャンッバシャンッ
まー揺れること揺れること!
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しかし船は萩とは真逆の方向に進んで行きます。
これどこに向かっているんですか?と聞いても誰もわからず、
そのまま船に揺られること3分。
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「なに、アレ。人??」
そうなんです。この方は相島に魚釣りに来た人で、番屋さんの船をチャーターしてるんです。
で、時間になったから迎えに行って僕達と一緒に萩に帰るという段取りなんだそう。
しかし、釣り人を乗せても一向に萩には向かわず、
また一人・・・
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また一人と・・・
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計3名の釣り人と同船。
誰一人として面識が無い者同士。
会話なんかするわけもなく唯々無言。
僕達は避難民か?
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と思ってるのも束の間、乗客がそろうや否や
番屋さん、ブッ飛ばします。
う、うわ~~~~~~!!!

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信じられないスピードで遠のく相島っ。
(こんなのになるんやったらビールなんか飲むんやなかった・・・)
容赦なく襲う波しぶき!!
ぎゃ~~~~~~~!!!!
冷めてーーーーー!!!

もう屋根が屋根としての役割を果たしてくれず・・・
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上は大雨、下は洪水、これなーんだ。
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正解は、番屋さんの船です・・・
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うしろを振り返り他のメンバーの様子を見てみると・・・
や、山中さーん!!!!!
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ピクリともしちょらん!!!
(やっぱりビールが効いとるんやっ)
そして後ろに目をやると、
あ!あれはっっっ!!!!
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僕らが乗るはずだったフェリー「ツバキ号」!!!
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たっ、たすけてくれーーーーーー!!!!
約20分の激闘の末、ようやく見えた指月山。
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い、生きとる。。。
萩港に着くと釣り人達は下船。
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僕達に遅れること約10分。
麗しの「ツバキ号」、堂々と到着。
頭の中では「威風堂々」の音楽が流れていました。
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番屋さん「ほれ、スイカでも食え!!」
食えるかー!!!
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って食うんかい!!!!
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その後、浜崎港まで移動し、
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車にスイカを詰め込みました。
(これが本来僕達が採るハズだったスイカ・・・・)
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番屋さん「よしっ!ご苦労じゃったのっ。しーまーとまで乗せてっちゃるいや!!」
あ、ありがとうございます!!
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荷台でした・・・

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相島「スイカ」~中編~

萩市 | 季節のたより | 2010.07.30 17:01

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です。
前編の続き。
もう採るスイカは無いという衝撃の事実を聞かされた3人。
ただただ呆然と立ちすくんでいます。
走ってハウスへ向かい、
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中を見てみると、
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そこにはスイカちゃんがっ!!!
僕「ば、番屋さ~ん!!スイカありますよー!!!」
番屋さん「そりゃだめーいや。まだ小まいわーや。」
僕「・・・(これじゃー何しに来たんかわからんわーね・・・泣)

何故スイカを採ってしまったのか理由を聞くと、
この日の朝、雨がふったんですって。
スイカが濡れると出荷作業のときに色々と面倒なので採ってしまったそう。
僕「じゃあダンボールに詰める作業をさせてもらえませんか?」
番屋さん「あぁ、それも全部終わっちょる。」
僕「えー!!じゃあそのダンボールの積み込みだけでもっ。」
番屋さん「それも終わっちょる。あとは萩に運ぶだけーいや。わしゃ仕事が速いけーの。」
僕「・・・・・・・・」

ここで頭を切り替えてインタビュー。
なぜ相島のスイカが甘くて美味しいのか聞いてみました。
スイカは暖かい気候で育てるのが一番いいんだそう。
(確かに相島は萩に比べると2~3℃高いような気がしました。)
周りに日を遮る山がないので常に日当たりもGOOD!
それになんといっても段々畑が一番の理由なんですって。
水はけが他の生産地と比べても格段に良いんです。
雨が降っても余分な水はスグに流れ出てしまうので、無駄がない。常に健康な土壌で育てられるのが美味しさのヒミツ♪
土を注意して見てみるとワラがびっしり。
「それはワラじゃなくてカヤ。わしは40年スイカ作りをやっとるけどカヤが一番えぇの。」
理由は腐りにくく、水をはじくからなんですって。
20100730101411.JPG
ゴザがかけられているスイカを発見。
これは日焼け防止なんですって。
あまりに日当たりがいいので、こうでもしないと色ムラがでて売り物にならないそう。
20100730101440.JPG
と、真剣に話をきいていると、
番屋さん「あ、こりゃえぇの。」
おもむろに畑の中へ入っていき、
スイカを手に取り、
僕「(まさか・・・)」
ブチっ!!!
僕「ア゛~~~~~~~~!!!」
番屋さん「なんかっちゃ!」
僕「それ採るんなら僕等にやらせてくださいよ~(泣)」
番屋さん「お~そーやの~。早よ言えーや(笑)」

20100730101536.JPG
番屋さん「もう見るもんないじゃろ。はー下におりるぞ。」
またアレに乗るんか・・・と思いながら荷台に腰をおろしていると、
突然空に向かって、
20100730101613.JPG
パンッ!!!!!
全員「(ビクッ!!!)」
番屋さん「このくそボケカラスがー!!!」
全員「(なんなんだこの人は・・・)」
その後、案の定アレに乗せられ移動。
20100730101639.JPG
約10分ほどお尻を打ち付けられて倉庫に到着。
そこには出荷前のスイカが数個だけポツリ。
僕「今日は出荷作業をしないんですか?」
番屋さん「せん。」
僕「・・・・・・・・・・
番屋さんのスイカは紅大(こうだい)という品種。
20100730101705.JPG
スイカは大きさの階級の他に形をランク付けした「等級」というのがあるんですって。
いい物から順に秀→優→良と決まっていて、
20100730101818.JPG
左が「秀」、右が「優」
20100730125810.JPG
右のスイカがちょっとだけ形がいびつなんですって。
全然わからんかった・・・
それではお楽しみの試食会♪
20100730101730.JPG
ザクザク切って、
「ほれ、食ってみー。」
いただきやーす!!
20100730101752.JPG
全員「うめー!!!!」
めちゃくちゃ甘い!
甘すぎる!!!

一番甘いのは6月上旬に採れるスイカなんですが
今回食べさせてもらったものはそれと同じ位の甘さなんですって。
いや、ホントに甘いんです。
しかも驚いた事に
このスイカ
皮の白い部分も食べれるんです。
さー、おなかも満腹になった所で、時間を見てみるとまだ11時。
帰りのフェリーは14時発。
次は、後編「地獄の帰路」に続きます。
それでは又明日・・・・

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相島「スイカ」~前編~

萩市 | 季節のたより | 2010.07.30 11:35

みなさんこんにちは!「ふるさと萩食品協同組合」椋木です!!
一昨日、萩市相島にスイカの取材へ行って来ましたっ。
相島のスイカっちゅーたら県下ではトップクラスのブランドなので、もー楽しみで楽しみでウキウキしっぱなし♪
初めての相島。
どんな船で行くのかとゆーと・・・
20100730100613.jpg
デーン
「たちばな」号だー!!
船に乗ること自体、約15年ぶり。
どのくらいで着くんかな~っと調べてみると、
20100730100647.jpg
約40分!
一緒に行くメンバーは萩しーまーとの青果部山中さん、研修生の増野さん、それと僕の3人。
20100730100705.jpg
あぁ、萩の本土が離れていく・・・
みるみる内に指月山があんなに遠くに。
(右端の小さい黒い山が指月山だよ)
20100730100726.jpg
僕「今日ってスイカ採り体験できるんですよねっ♪」
山中さん「えぇ。そうっすね。」
僕「汗かくと思うんで着替え2着持って来ましたよー。」
増野さん「やる気マンマンですねっ。」
僕「そりゃーもう!ぶち張り切ってますいーね!!!」

全員「ははははははははっ」
みんなで談笑。
みんな年も近く、道中話に花が咲きます♪
(この時の僕達はこの後おこる惨劇を知る由もない・・・)
増野さん「あー見えてきた。あれが相島じゃないですか?」
20100730100756.jpg
僕「あーほんとや!!あれが相島かぁ。案外でっかいんやなぁ。」
そして、無事到着。
今回すいか採り体験をさせてくれる「番屋さん」という農家の方に山中さんがTEL。
山中さん「あ、もしもし、山中ですが。今到着しました。」
番屋さん「おーわかったー。ちょっと待っちょけー。すぐ行くわ。」

待ってる時間にちょっと写真撮影。
これが相島から見た萩。
真ん中の黒い三角が指月山。
20100730101030.JPG
山のてっぺんにある段々畑がスイカ畑。
20100730101057.JPG
ブルルルンッ、ブルルルンッ、ブルルルンッ!
と大きな音を立てて番屋さん登場っ。
番屋さん「よしっ!乗れ!」

山中さん「乗るってどこに乗りゃあええですかいね?」
番屋さん「後ろーいや。はよせーや!行くでよっ。」
20100730100953.jpg
無言で乗り込む僕達。
ブルルルンッ、ブルルルンッ、
ガガガガガガガガガガガガ!!

想像を絶する振動がお尻を刺激する。
刺激し続けるっ。
山中さん「・・・・・・痛い」
お尻を殴られ続けること10分
僕「ガガッ・・あ・・ガッ・・れが・・・・ガガッ・・畑・・ガッ・・・・かぁ~!!」
山中さん「そうじゃ・・・ガガッ・・ない・ガッ・・ですかー・・ガガッ・・!」
増野さん「・・・ガガガガガガガガガガッ・・だったりしてー!!(笑)」
車の音がやかましくて全員何を言ってるか分かりません。
増野さんは何故で笑ったのかも分かりません。
20100730105756.JPG
20100730105846.JPG
無事到着~。
(無事か?)
全員お尻をさすりながら下車。
僕「やっと着きましたね~♪(ケツ痛いけど)」
山中さん「そうっすねー!(ケツ痛いけど)」
増野さん「ケツ、痛いっすね・・・」

お尻をさすりながら番屋さんについて行くと、
20100730101244.JPG
どーん!!
でっかいスイカ畑ー!!

全員「うわーひろーい!」
番屋さん「そりゃ2丁あるけーの。」
(1丁=100m×100m)
僕「あれ?でもスイカってどこに実がなってるんですか?ハウスの中ですか?」
番屋さん「は?もうありゃせんぞ。今朝全部採ったけー。」
僕「・・・・・・・・・・」
山中さん「・・・・・・・・・・」
増野さん「・・・・・・・・・・」

全員「え~~~~~~~~~!!!」
中編へ続く・・・

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「夢富士」其の一

萩市 | 季節のたより | 2010.07.23 23:41

みなさんこんにちは!!「ふるさと萩食品協同組合」の椋木です!!
今日は先日ご紹介した小川果樹選果場で頂いたおいしい桃ちゃん「夢富士」をご紹介致します♪
写真120100724004637.JPG
おいしそうでしょ~♪
味はね~、
え~っと、味はね~、
甘い、かな~。
多分。
というか、すみません。
じつはまだ食べてません。
外見の撮影が終わった時点で
伊賀の里「モクモク手づくりファーム」さん御一行が萩しーまーとへ視察へいらしたので、急遽撮影中止。
このあと18:30からも予定が入ってしまっているので、
中身を撮れませんでした。
しかも明日は明朝4時から萩魚市場にて取材っっっ!!!
さー、椋木は明日桃を食べれるのか!?
あ、その前に撮影せんにゃーいけん・・・
改めて、
さー、椋木は明日桃を撮影して食べる事はできるのかっ!!??

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菊ヶ浜海水浴場 海開きしました♪《萩市》

萩市 | 季節のたより | 2010.07.22 09:06

7月17日(土)より、萩市の菊ヶ浜海水浴場が海開きとなりました。

 20100720115808.jpg

今年は、海開き前に梅雨も明け、三連休は多くのお客様においでいただきました。

海水浴場としては、8月22日(日)まで、開設しております。

沖合には萩の島々、城跡の石垣、松林などを見ることができる美しい砂浜で、高杉晋作、桂小五郎、久坂玄瑞、坂本龍馬などもこの海岸を見ながら、日本の未来を語り合ったと思われます。

萩を代表する風景を見ながら、海水浴を楽しめますよ。

ぜひ、一度いらしてくださいね。

萩・夏のおでかけ情報 詳しくは → コチラ

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